カテゴリー「Object sexuality 対物性愛」の4件の記事

PCとベッドをともにする男

ゲイの男性でニューヨーク在住のマーク・アレンさんは、およそ1年間、テキサス州オースティンに住むある男性と「オンラインの関係」を持っていた。だが2人の関係が成熟したものになるにつれ、マークさんはあることに気づいた。彼が恋したのは、サイバー・ボーイフレンドでなく、自分の『パワーマックG3』だったのだ。

 マークさんは、オンラインでブライアンさんと出会った。彼らの初デートはロマンチックなキャンドルライトを囲んだディナー――ウェブカムを使用――だった。ニューヨークのマークさんがキャンドルに火を点し、チャイニーズのテイクアウトを食べると、2700キロ離れたテキサス州のブライアンさんも同じようにした。

 ほどなく2人はベッドを共にしはじめた――2人は自分のベッドの横にモニターとウェブカムを置き、相手の寝顔を見ることができたのだった。

 そうした関係が約1年続いた後、2人はいよいよ実際に顔を合わせることになった。そして2人の関係は終わりを迎えた。このときマークさんは、自分が惹かれていたのはブライアンさんではなく、自分のマックなのだと悟ったのだ。

 「私のサイバー・ボーイフレンドのブライアンは、つまるところ、私のパワーマックG3であり、ウェブカムであり、電話だったのだ」と、マークさんは自分のウェブサイトに書いている。「彼は文字通り、このマシンの内部に生きていた……そして私は彼を、電灯のスイッチのようにコントロールできた。完璧なボーイフレンドだった」

 マークさんは自分の状態を、軽度の「対物性愛」(objectum-sexuality)であると考えた。これは生命のない物に対して尋常でない愛情を抱き、性的に惹きつけられる1種の性的倒錯で、彼の場合、対象は自分のマックだった。

 「ふと気づくと、自分の恋人に感じる魅力とコンピューターに対して感じるそれとの境界線があいまいになっていたりする」とマークさんは書いている。

(Leander Kahney  2002年11月19日  )

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車とセックスする男

39ea2e101 自動車整備工のクリス・ドナルド(38歳)は、心から仕事を愛している。なぜなら、彼の性癖は、車とセックスすることだからである。

「おっぱいが好きな男もいます。お尻が好きな男もいます。でも僕は、車体の美しい曲線に魅かれるんです。」これまで20年に及び、既に30台以上の車と関係を持ったクリスは、自分のマシンに対する性的嗜好が、精神的な病にあることを既に認識している。クリスはこれまで、自動車のみならず、二台のモーターボート、更に友人の所有するジェットスキーにまで手を出したことがあるという。

「良い車を見ると、ムラムラしてくるんです。匂い、触覚、そして味わいに興奮するんです。例えばゴージャスなメルセデスを見ると、一緒にベッドインしたくなってしまうんです。」
「まだ子供の頃、僕には一人か二人、ガールフレンドがいました。そして大人になるにつれ、色んなパートナーと付き合うようになりました。そして気づいたら、自動車もたまたまそこにいた、というわけです。本当に彼女たち(車)に入れ込んだのは、17歳の時でした。はじめて自分の車を手に入れたときです。それは青いプジョーで、ローラと名付けました。その後はリディア、BMW735iです。ばっちり改造して、車高を低くしました。本当に特別な女(車)でしたね。」

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エッフェル塔と結婚した女性

Images1 エリカ・ラ・トゥール・エッフェル

元アーチェリー世界チャンピオンのエリカさんは、幼少の頃より『槍』に恋心を寄せていた。後に『弓矢』に恋するようになる。先の尖ったものに心惹かれてしまうとのことだ。そして、最終的に終生の愛情を、あの偉大なる歴史的建造物のエッフェル塔に注ぐことに決めたのだ。

08年に友人とパリに訪れ、ささやかな結婚式を行った。以来彼女は『ラ・トゥール・エッフェル』の姓を名乗るようになった。ベルリンの壁と肉体関係があると語るエイヤさんに対して、エリカさんは肉体関係を持てないことを悩んでいるという。

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ベルリンの壁と結婚した女性

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エイヤ=リータ・エクレフ=ベルリナー=マウアー

「わたしたち二人は既に長年の愛情を育んでいます。「彼」に出会ったのは1961年のこと。わたしはひと目ぼれでした。「彼」は年下ですが、年の差を感じたことはありません。真実の愛は年齢を問題としないのです」
と自らの愛と結婚の軌跡をブログでつづるエイヤさんは、1954年5月20日にスウェーデン北部、リデンの街に生まれた。ところが多感な少女時代に恋に落ちたのは、テレビに映った「彼」の写真。それは61年に建設された東西ドイツを隔てるベルリンの壁だった。

後に「Objectum-Sexuality(対物性愛)」と診断されるエイヤさんの症状は、基本的に命をもたないモノに対して恋愛感情を発生するといった一種のフェティシズム。これに囚われた当時7歳のエイヤさんは、ベルリンの壁の意味するものより、そのセクシーなボディラインに魅せられてしまったようだ。
それからというもの、エイヤさんは「彼」の写真の収集につとめ、ついに1979年、6回目の訪問、1979年6月17日の6回目の逢瀬で「彼」と結婚に至った。姓は彼の名を用い、「Berliner-Mauer」としたエイヤさんは、今年で結婚29年目を迎えるという。

Eijaさんにとってのセクシーなものとは、長く、スリムな水平線。過去には中国の万里の長城に恋したこともあったそうだが、ベルリンの壁に比べると厚いぶんだけ魅力が劣ったのだという。
そんなエイヤさんが悲しんだのは、いうまでもなく、1989年11月9日の壁の崩壊。
イデオロギーなどとは全く関係なしに「ただ夫の体が破壊されること」を嘆き悲しんだという

以来壁のあった場所に訪れることはなくなったそうだが、家に夫の体の一部をもち帰り、これまで通り夫婦いたわり合う日々が続いている。

サン紙によれば、「人間相手では処女」というエイヤさん。「愛しあうときには、もちろん私一人で楽しまずに夫に歓んでもらうことも忘れないわ」と語る。

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